Webデザインの副業を始めてみたいけれど、「実際にどのくらい稼げるの?」という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
副業Webデザイナーの収入は、案件の種類とスキルレベルによって月1万円から30万円以上まで大きな幅があります。どんな案件を選ぶかで収入が大きく変わるため、案件ごとの相場感を知っておくことが重要です。
この記事では、案件の種類別に収入の目安を整理しつつ、効率よく稼ぐためのコツもあわせて解説します。これから副業を始める方も、すでに始めている方のステップアップにも役立つ内容です。

案件の種類別|副業Webデザイナーの収入目安
Webデザインの副業案件は種類によって単価が大きく異なります。以下の表で全体像を把握しておきましょう。
| 案件の種類 | 単価目安 | 作業時間の目安 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| バナー制作 | 3,000〜10,000円/件 | 1〜3時間 | 初級 |
| LP(ランディングページ)制作 | 30,000〜150,000円/件 | 20〜40時間 | 中級 |
| Webサイト制作 | 50,000〜500,000円/件 | 40〜80時間 | 中〜上級 |
| ロゴ制作 | 10,000〜50,000円/件 | 5〜15時間 | 中級 |
| サムネイル制作 | 1,000〜5,000円/件 | 30分〜1時間 | 初級 |
バナー制作:1件3,000〜10,000円
初心者が最初に取り組みやすい案件がバナー制作です。1件あたりの作業時間は1〜3時間程度で、月に10件こなせば3〜10万円の収入になります。クラウドワークスやランサーズでは常に募集があるため、案件に困ることは少ないです。
ただし、バナー制作だけで高収入を目指すのは効率面で限界があります。時給換算すると1,000〜3,000円程度になるため、ある程度実績がついたらLP制作へステップアップすることを視野に入れましょう。
LP(ランディングページ)制作:1件30,000〜150,000円
デザインからコーディングまで対応できると、単価が大きく上がるのがLP制作です。1件の作業時間は20〜40時間程度。副業として月1〜2件を受注すれば、月5〜30万円の収入になります。
LP制作では「成果につながるデザイン」が求められるため、マーケティングの知識も合わせて身につけておくと提案の幅が広がります。
Webサイト制作:1件50,000〜500,000円
企業のコーポレートサイトやECサイトなどの制作案件です。WordPress構築を含めて対応できると単価はさらに上がります。副業だと月1件が現実的なペースですが、1件で10万円以上も珍しくありません。

副業で月10万円を目指すロードマップ
副業Webデザイナーとして月10万円を安定して稼ぐには、段階的なステップアップが必要です。以下のロードマップを参考にしてみてください。
最初の3ヶ月:実績を積む期間
バナー制作を中心に、低単価でも積極的に案件をこなして実績を20件以上作りましょう。クラウドソーシングでの評価やレビューが溜まると、受注しやすくなります。この時期の月収は1〜3万円くらいが現実的です。
「安い案件ばかりで割に合わない」と感じるかもしれませんが、この時期は将来の単価アップのための投資期間と捉えることが大切です。
4〜6ヶ月目:単価を上げる
実績をもとに提案文を強化して、LP制作にチャレンジします。直接取引のクライアントを増やしていくのもこの時期です。月収5〜10万円が見えてきます。
提案文では「過去にこういう案件を手がけて、こういう成果が出ました」と具体的に書くと、受注率が上がります。
7ヶ月目以降:安定化
リピーターが増え始めると営業の手間が減り、効率が上がります。月10万円以上をコンスタントに稼げる段階です。この頃にはクラウドソーシング以外からの仕事の依頼も入るようになるでしょう。フリーランスとして独立を考えている方は以下の記事も参考にしてください。

- 最初の3ヶ月は実績づくりに集中する
- 4〜6ヶ月目でLP制作にステップアップ
- 7ヶ月目以降はリピーター獲得で安定化
- 直接取引を増やすことで手数料を削減


副業の収入を効率よく上げるコツ
得意分野に特化する
「なんでもやります」よりも「LP制作が得意です」「飲食店のWebサイトに強いです」と特化したほうが、クライアントの目に留まりやすくなります。専門性をアピールすることで単価交渉もしやすくなります。
テンプレートを作って効率化する
デザインのベースとなるテンプレートやパーツライブラリを自作しておくと、制作時間を大幅に短縮できます。バナー制作なら同じサイズのテンプレートを5〜6パターン用意しておくだけで、作業スピードが格段に上がります。
継続案件を優先する
毎回新規クライアントを探すより、月額契約やリピート案件を獲得するほうが収入が安定します。「毎月バナー5枚+SNS画像10枚で月額○万円」のような月額プランを提案するのも有効な手段です。
副業をする上での注意点
確定申告を忘れずに
副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告が必要です。経費として計上できるもの(PC、ソフトウェア代、書籍代など)もあるので、国税庁のサイトで確認しておきましょう。
副業の所得が20万円以下でも、住民税の申告は必要です。また、確定申告の方法によっては会社に副業がバレる可能性もあるため、住民税を「自分で納付(普通徴収)」に設定するのがおすすめです。
本業への影響に注意
副業に集中しすぎて本業がおろそかになるのは本末転倒です。平日は1〜2時間、休日に3〜4時間くらいが無理のないペースです。睡眠時間を削ってまで副業をすると、体調を崩して両方に影響が出てしまいます。
会社の就業規則を確認する
副業を始める前に、必ず会社の就業規則で副業が許可されているか確認しましょう。記事執筆時点では副業を容認する企業が増えていますが、業種や職種によっては制限がある場合もあります。


よくある質問(Q&A)
Q. Webデザイン未経験でも副業で稼げる?
A. 未経験からでも始められますが、最低限のスキル習得に1〜3ヶ月は見ておく必要があります。バナー制作であればデザインツール(Figmaなど)の基本操作を覚えれば案件に応募できるレベルになります。
Q. 副業の収入が不安定で困っています。安定させるには?
A. 月額契約の案件やリピーターを増やすことが最も効果的です。また、複数のクラウドソーシングサイトに登録して案件の入り口を広げておくと、仕事が途切れにくくなります。
Q. デザインツールは何を使えばいい?
A. 記事執筆時点ではFigmaが主流です。無料プランでも十分に使えるため、初期投資を抑えたい方にもおすすめです。Photoshopも案件によっては指定されることがあるので、余裕があれば両方使えると理想的です。
Q. クラウドソーシング以外で案件を見つける方法は?
A. SNS(X、Instagram)での作品発信、知人からの紹介、コミュニティ内での受注、制作会社への外注パートナー登録などがあります。特にSNSでの発信は、ポートフォリオの代わりにもなるため一石二鳥です。


まとめ:副業Webデザイナーの収入は半年で月10万円が現実的
- バナー制作で月3〜10万円、LP制作で月10〜30万円が収入の目安
- 最初の3ヶ月は実績づくり期間と割り切る
- 半年で月10万円は十分達成可能なライン
- 得意分野に特化し、継続案件を増やすのが収入安定のカギ
- 確定申告や本業への影響など注意点も忘れずに
Webデザインの副業は、スキルを磨くほど収入が上がる魅力的な働き方です。まずはバナー制作など小さな案件からスタートして、段階的にステップアップしていきましょう。

