「Webデザインのスキルを活かして副業を始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」という方は少なくありません。
Webデザインは副業との相性が非常に良いスキルです。在宅で完結する案件が多く、スキルレベルに応じて月5万〜20万円の副収入を得ることも十分に可能です。
この記事では、副業Webデザイナーとして最初の一歩を踏み出すための具体的な手順を、案件の種類・探し方・収入目安・注意点まで網羅的にまとめました。これから副業を始めたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

副業で人気のWebデザイン案件
副業として取り組みやすいWebデザインの案件は、大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴を押さえておきましょう。
| 案件の種類 | 単価目安 | 作業時間 | 初心者へのおすすめ度 |
|---|---|---|---|
| バナー制作 | 1枚 3,000〜10,000円 | 1〜3時間 | ★★★★★ |
| LP制作 | 1ページ 50,000〜200,000円 | 20〜40時間 | ★★★☆☆ |
| Webサイト制作 | 1サイト 100,000〜500,000円 | 40〜80時間 | ★★☆☆☆ |
| ロゴ制作 | 1件 10,000〜50,000円 | 5〜15時間 | ★★★☆☆ |
バナー制作
副業スタートに最もおすすめなのがバナー制作です。1枚あたり3,000〜10,000円の単価で、作業時間も1〜3時間と短めです。クラウドソーシングでは常に募集されているため、案件探しに困ることはほとんどありません。
バナーは広告やSNSの訴求画像に使われるため、「目を引くデザイン」と「伝えたい情報の整理」が求められます。デザインツールの基本操作に加えて、コピーライティングの感覚も身につくため、他の案件にも応用が利きます。
LP制作
バナー制作で実績を積んだら、次はLP(ランディングページ)制作にチャレンジしましょう。1ページ5〜20万円と単価が高く、デザインからコーディングまで一貫して対応できるとさらに単価が上がります。
Webサイト制作
企業のコーポレートサイトやECサイトの制作です。WordPress構築を含めた案件が多く、1サイト10〜50万円が相場になります。副業では月1件の対応が現実的なペースです。
ロゴ制作
ブランディングに関わるロゴ制作は、1件1〜5万円の単価です。コンペ形式の案件が多いため、選ばれなければ報酬は発生しません。安定して稼ぎたい場合は、固定報酬の案件を選びましょう。

案件の探し方
副業のWebデザイン案件を見つけるには、いくつかの方法があります。
クラウドソーシング
最もオーソドックスな方法が、クラウドソーシングサイトの活用です。クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなどのプラットフォームに登録し、案件に応募します。
メリットは案件数が豊富なこと。デメリットは競合が多いことと、手数料(報酬の15〜20%)がかかることです。最初の実績づくりには最適ですが、長期的にはクラウドソーシングに依存しない収入源も確保したいところです。
SNSでの発信
X(旧Twitter)やInstagramで制作物を発信することで、問い合わせを受けることができます。「#Webデザイナー」「#デザイン制作」などのハッシュタグを活用しつつ、日頃から作品やデザインのプロセスを投稿しておくとフォロワーが増え、仕事の依頼につながります。
知人からの紹介
意外と侮れないのが知人経由の案件です。「Webデザインの副業をしている」と周囲に伝えておくだけで、「ちょっとお願いしたいことがあるんだけど」と声がかかることがあります。信頼ベースの仕事なので、単価交渉もスムーズに進みやすいです。副業の収入目安については以下の記事で詳しく解説しています。

制作会社の外注パートナー
Web制作会社では、繁忙期に外注パートナーを募集していることがあります。制作会社の公式サイトや求人サイトで「外注パートナー募集」を探してみましょう。安定的に案件を回してもらえるケースが多いのがメリットです。
- まずはクラウドソーシングで実績を20件以上つくる
- SNSでの発信を並行して行い、問い合わせ経路を増やす
- 実績が増えたら直接取引や外注パートナーに移行
- 複数の案件獲得ルートを持つことで仕事の安定性が上がる
副業の月収目安と成長ステップ
副業Webデザイナーの月収は、活動期間と取り組み方によって変化します。以下は一般的な成長の流れです。
| 活動期間 | 月収目安 | 主な案件 |
|---|---|---|
| 初月〜3ヶ月 | 1〜3万円 | バナー制作、サムネイル制作 |
| 3〜6ヶ月 | 3〜10万円 | バナー+LP制作 |
| 6ヶ月以降 | 10〜20万円 | LP制作+Webサイト制作 |
継続クライアントができると収入が安定しやすくなります。「この人に頼めば安心」と思ってもらえる信頼関係を築くことが、副業を長続きさせる最大のコツです。


副業を始める前に確認しておくべき注意点
会社の就業規則を確認する
まず確認すべきなのが、本業の会社で副業が認められているかどうかです。厚生労働省が公開しているモデル就業規則では副業・兼業が原則容認されていますが、企業独自のルールで制限されているケースもあります。
確定申告が必要になる場合
副業の年間所得(収入から経費を引いた額)が20万円を超えると確定申告が必要です。経費として計上できるもの(PC、デザインソフト、書籍、通信費など)を把握しておくと、節税にもつながります。
時間管理を徹底する
副業に時間を使いすぎて本業に影響が出ては意味がありません。平日は1〜2時間、休日に3〜4時間程度を目安に、無理のないスケジュールで取り組みましょう。
納期に追われて睡眠時間を削るのは厳禁です。体調を崩すと本業にも副業にも影響が出ます。受注する案件数は「余裕を持って対応できる量」にとどめましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 完全な未経験でもWebデザインの副業はできる?
A. できます。ただし、最低限のスキル(デザインツールの操作、デザインの基礎知識)を習得してから案件に応募しましょう。独学なら1〜3ヶ月、スクール利用なら1〜2ヶ月でバナー制作レベルのスキルは身につきます。
Q. 副業で使うPCのスペックはどのくらい必要?
A. メモリ8GB以上、ストレージSSD 256GB以上が最低ラインです。Figmaはブラウザベースで動作するため、そこまでハイスペックなPCは必要ありません。ただしPhotoshopを使う場合はメモリ16GB以上を推奨します。
Q. 顔出しなしでも副業はできる?
A. できます。クラウドソーシングではニックネーム+アイコンで活動している方が大半です。ポートフォリオの質が良ければ、顔出しの有無は受注にほとんど影響しません。
Q. 副業の収入がバレたくないのですが…
A. 確定申告時に住民税の徴収方法を「自分で納付(普通徴収)」に設定すれば、会社に通知される住民税額に副業分が含まれなくなります。


まとめ:Webデザインは副業との相性が抜群に良い
- バナー制作からスタートして徐々にLP・サイト制作へステップアップ
- クラウドソーシングで実績を積み、SNSや直接取引へ展開
- 月収は初月〜3ヶ月で1〜3万円、半年後には10〜20万円が目安
- 就業規則・確定申告・時間管理の3点は事前に確認必須
- 在宅で完結し、スキルが上がるほど単価も上がる理想的な副業
Webデザインの副業は、パソコン1台から始められて、スキルアップと収入アップが連動する魅力的な選択肢です。まずはバナー制作の案件に1つ応募するところから、始めてみてはいかがでしょうか。

