Webデザインスクールを検討しているものの、「種類が多すぎてどこを選べばいいか分からない」という方は少なくありません。各スクールのサイトを見ても良いことばかり書いてあって、違いが分かりにくいのが正直なところです。
スクール選びで最も大切なのは、自分の目的(転職?副業?フリーランス?)に合ったスクールを選ぶことです。目的が違えば、最適なスクールも変わります。
この記事では、スクール選びの3つの基準を明確にしたうえで、おすすめのWebデザインスクール5校を紹介します。それぞれの強み・弱みを率直にまとめたので、スクール選びの判断材料として活用してください。

スクール選びの3つの基準
数あるスクールの中から自分に合ったものを選ぶために、以下の3つの基準で比較しましょう。この3つが揃っていれば、スクール選びで大きく失敗する可能性は低くなります。
基準1:学べるスキルの範囲
スクールによって、学べるスキルの範囲は大きく異なります。デザインだけ?コーディングも含む?マーケティングまでカバーする?
実務で求められるスキルセットは「デザインツール(Figma/Photoshop)+ HTML/CSS + 実案件のポートフォリオ」の3つです。この3つが揃ったカリキュラムを提供しているスクールを選ぶと、卒業後に仕事を始めやすくなります。デザインだけ学んでも、コーディングができないと案件の幅が狭くなります。
基準2:受講形式
受講形式は大きく分けて「オンライン完結」「通学」「ハイブリッド(オンライン+通学)」の3パターンがあります。
社会人なら仕事の後に受講できるオンライン完結型が時間的に有利です。一方、通学型は対面でのフィードバックや同期との交流があり、モチベーション維持には有効です。自分の性格やライフスタイルに合った形式を選びましょう。
基準3:転職・副業サポート
学んで終わりではなく、その後の仕事につながるかが最も重要です。転職保証、案件紹介、ポートフォリオ添削、卒業生コミュニティなど、卒業後のサポートが充実しているスクールを選びましょう。
無料体験やカウンセリングで確認すべきことは、「カリキュラムの具体的な内容」「卒業生の実績」「サポートの具体的な中身」の3つです。公式サイトに書かれていない情報は、直接聞いて確かめましょう。
おすすめWebデザインスクール5選
上記の3基準をもとに、それぞれ異なる強みを持つ5校を厳選しました。
デジタルハリウッド|業界とのつながりが最強
デジタルクリエイティブ教育のパイオニアとして、長年の実績と業界からの信頼を持つスクールです。6ヶ月のWebデザイナー専攻が人気で、デザイン・コーディング・ディレクションまで幅広く学べます。
最大の強みは卒業生のネットワークです。Web業界で活躍する卒業生が非常に多く、転職時に先輩からの紹介で仕事が決まるケースも珍しくありません。費用は約50万円と高めですが、厚生労働省の教育訓練給付金対象講座もあり、条件次第で費用を大幅に抑えられます。
テックアカデミー|完全オンラインで副業サポートが充実
完全オンライン型のスクールで、現役Webデザイナーがメンターとしてマンツーマンサポートしてくれます。週2回のメンタリング(ビデオ通話)と毎日のチャットサポートで、分からないことをすぐに解消できる体制が整っています。
副業コースでは、実際のクラウドソーシング案件を紹介してもらえる仕組みがあります。初めての案件獲得をサポートしてくれるのは、副業を始めたい方にとって大きなメリットです。料金も比較的リーズナブルで、コストとサポートのバランスが良いスクールです。
SHElikes|幅広いスキル+コミュニティの力
Webデザインだけでなく、ライティング・マーケティング・動画編集・SNS運用など、40以上のコースが月額制で受け放題です。「複数のスキルを掛け合わせて自分だけの強みを作る」という方針が特徴的です。
コーチング制度やコミュニティが活発で、受講生同士が励まし合いながら学べる環境が整っています。モチベーション維持に不安がある方や、仲間と一緒に頑張りたい方に向いています。
デイトラ|コスパは業界最強クラス
約99,800円(税込)の買い切り型で、閲覧期限なし。コストパフォーマンスでは業界トップクラスです。自走力を鍛えるカリキュラム設計で、自分で調べて解決する力が自然と身につきます。
メンターへの質問も可能ですが、手取り足取りのサポートではなく「ヒントを出して自分で考えさせる」スタイルです。自ら学習を進められる方、コストを抑えたい方に最適です。
Famm|ママ・主婦に特化した設計
「ママ専用」を謳うスクールで、シッター手配サービスまで用意されています。1ヶ月の短期集中型で、バナー制作やWebデザインの基礎を学べます。受講料は184,800円(税込)で、分割払いにも対応しています。
卒業後にクラウドソーシングの案件に挑戦するところまでサポートしてくれるのが魅力です。子育て中でも在宅で収入を得たいというニーズに特化した、明確なコンセプトのスクールです。

スクール選びで失敗しないための3つのポイント
1. 無料体験・カウンセリングに必ず参加する
公式サイトや口コミだけでは分からない情報が、無料体験やカウンセリングで得られます。講師の質、教材の雰囲気、サポートの具体的な内容など、自分の目で確かめてから判断しましょう。最低2〜3社は比較することをおすすめします。
2. 口コミだけで決めない
SNSやレビューサイトの口コミは参考になりますが、あくまで他人の感想です。学習スタイルや目的が異なれば、同じスクールでも満足度は変わります。口コミは「傾向を掴む」程度にとどめ、最終判断は自分の体験に基づいて行いましょう。
3. 目標を明確にしてからスクールを選ぶ
「転職したい」「副業で月5万円稼ぎたい」「フリーランスとして独立したい」など、具体的な目標が決まっているほど、自分に合ったスクールを選びやすくなります。目標が漠然としたままだと、どのスクールを選んでも「なんか違う」と感じてしまう可能性があります。
よくある質問(Q&A)
Q. Webデザインスクールに通えば必ず稼げるようになりますか?
A. スクールに通うだけでは稼げるようにはなりません。スクールは「スキルを身につける場所」であり、稼ぐためにはさらにポートフォリオの作り込みや営業活動が必要です。ただし、スクールのサポートを活用すれば、独学よりも効率的にスキルを身につけて仕事につなげられます。
Q. 完全未経験でもスクールについていけますか?
A. ほとんどのスクールは完全未経験者を対象にカリキュラムを設計しています。入学前にプログラミングやデザインの知識は不要です。ただし、PCの基本操作(ファイル管理、ブラウザの使い方など)は事前にできるようにしておきましょう。
Q. スクールの受講中に挫折しそうになったらどうすればいいですか?
A. まずはメンターや講師に相談しましょう。挫折しそうなポイントは多くの受講生に共通するため、適切なアドバイスがもらえるはずです。SHElikesのようにコミュニティが活発なスクールでは、同じ悩みを持つ仲間と励まし合えるのもメリットです。
Q. スクール卒業後もスキルアップを続けるにはどうすればいいですか?
A. 実案件をこなしながらスキルアップするのが最も効果的です。並行してギャラリーサイトでのインプット、Udemyなどでの新スキル習得、デザインコミュニティへの参加を続けることで、継続的に成長できます。
まとめ:まずは無料体験から一歩を踏み出そう
- スクール選びの基準は「学べるスキル」「受講形式」「卒業後サポート」の3つ
- 実務には「デザイン+コーディング+ポートフォリオ」が揃ったカリキュラムが有利
- 目的から逆算してスクールを選ぶのが失敗しないコツ
- 口コミだけで判断せず、必ず無料体験に参加して比較する
- 教育訓練給付金で費用を抑えられる場合がある
スクールには合う・合わないがあるため、2〜3社の無料体験やカウンセリングに参加して比較するのが最善の方法です。自分に合ったスクールで学べれば、Webデザイナーとしてのキャリアを確実にスタートできます。まずは無料体験の申し込みから始めてみてください。


