デジタルハリウッド(通称デジハリ)は、卒業生9万人以上の実績を持つ日本有数のクリエイティブスクールです。Webデザイン講座の受講を検討している方にとって、実際の受講生がどう感じているのかは気になるポイントではないでしょうか。
この記事では、デジタルハリウッドのWebデザイン講座について、口コミの傾向や評判を調査し、メリット・デメリットの両面から徹底的に掘り下げていきます。料金やカリキュラムの情報もあわせて紹介しますので、スクール選びの参考にしてください。

デジタルハリウッドWebデザイン講座の基本情報
運営と歴史
デジタルハリウッドは1994年に設立されたIT・デジタルコンテンツの教育機関です。専門スクール、大学、大学院を運営しており、卒業生は9万人を超えています。映像、CG、Web、ゲームなど幅広い分野のクリエイターを輩出してきた実績があります。
学習スタイル
デジハリのWebデザイン講座は、大きく分けて2つの学習スタイルがあります。
- 通学型(デジタルハリウッドSTUDIO):全国に約40校舎を展開。トレーナーに直接質問しながら学べる
- オンライン型(デジハリ・オンラインスクール):24時間いつでも動画教材で学習可能。地方在住の方にも対応
さらに、Web制作会社のLIGが運営に参画した「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)」という選択肢もあり、制作現場のノウハウを直接学べる環境が整っています。
料金
主なコースの料金は以下のとおりです(税込)。
- Webデザイナー専攻(6ヶ月):495,000円
- デジハリ・オンライン Webデザイナー講座:受講コースにより異なる
分割払いにも対応しており、月額5,400円程度からスタートできます。リスキリング補助金の対象講座もあり、条件を満たせば受講料の最大70%が還元されます。
デジLIG経由で受講する場合、リスキリング補助金を活用すると受講修了時に50%(上限40万円)、さらに転職成功で追加20%(上限16万円)の補助を受けられます。
良い口コミ・評判の傾向
動画教材のクオリティが高い
口コミサイトやレビューで多く見られるのが、「動画教材がわかりやすい」という評価です。プロが制作した動画コンテンツは解説が丁寧で、初心者でも理解しやすいと感じる方が多いようです。繰り返し視聴できる点も好評で、復習しやすい学習環境が整っています。
動画で学んだ内容を紙でも見返したい方は、入門書を1冊用意しておくと復習の際に役立ちます。
卒業後のキャリアにつながった
「卒業後にフリーランスとして独立できた」「講師の紹介がきっかけで仕事につながった」といった声も見受けられます。業界とのつながりが強いデジハリならではのメリットと言えるでしょう。卒業制作の発表会に企業の担当者が参加するケースもあり、就職・転職への導線が用意されています。
通学とオンラインの使い分けができる
STUDIO(通学型)を選んだ方からは、「自習スペースが使えるのがありがたい」「わからないところをすぐにトレーナーに聞ける」という声が多く、オンライン型を選んだ方からは「自分のペースで進められるのが良い」と好評です。ライフスタイルに合わせて選択できる柔軟性が評価されています。

気になる口コミ・注意点
自主学習の比重が大きい
デジハリの学習スタイルは動画教材を中心とした自主学習がベースです。そのため、「手取り足取り教えてほしい」というタイプの方にとっては、物足りなさを感じることもあるようです。自分から積極的に学ぶ姿勢が求められるという点は、受講前に理解しておく必要があります。
自宅での自主学習を進めやすくするには、動画教材とデザインツールを並べて表示できる画面の広いモニターがあると便利です。
受講料が安くはない
Webデザイナー専攻が495,000円という料金は、決して安い金額ではありません。「もう少し安ければ」という声は一定数あります。ただし、補助金制度を活用すれば実質負担を大幅に抑えられるため、まずは制度の対象になるかどうかを確認するのが賢明です。
校舎によって雰囲気が異なる
全国展開しているため、校舎ごとにトレーナーの質や雰囲気にばらつきがあるという声もあります。通学型を検討している場合は、事前に校舎見学や無料説明会に参加して、自分に合った環境かどうかを確かめておくのがおすすめです。
動画教材中心の学習スタイルが合わない方は、マンツーマン指導が充実している他のスクールも比較検討してみましょう。学習スタイルの相性は受講満足度に大きく影響します。
デジタルハリウッドが向いている人・向いていない人
向いている人
- 自分のペースで学習を進めたい人
- Webデザインだけでなく、映像やCGなど幅広いクリエイティブ分野に興味がある人
- 卒業後のキャリア(転職・フリーランス)を見据えて、実績のあるスクールで学びたい人
- 補助金制度を活用して費用を抑えたい人
向いていない人
- 講師にマンツーマンで教えてもらいたい人
- 短期間(1ヶ月以内)で集中的に学びたい人
- 受講料を分割にしても月々の負担が大きいと感じる人
デジタルハリウッドのカリキュラムで学べること
Webデザイナー専攻(6ヶ月間)で学べる主な内容は以下のとおりです。
- Photoshop・Illustratorを使ったグラフィックデザイン
- HTML/CSSのコーディング
- JavaScript/jQueryの基礎
- レスポンシブWebデザイン
- UI/UXの基本
- ポートフォリオ制作・卒業制作
デザインからコーディングまで一通りのスキルを6ヶ月で身につけられる構成になっています。卒業制作ではオリジナルのWebサイトを企画・制作する実践課題があり、ポートフォリオとしてそのまま活用できます。
カリキュラムで扱うPhotoshopは機能が多いため、解説本を手元に置いておくと、課題に取り組む際に操作を確認しやすくなります。

よくある質問(Q&A)
Q. まったくの未経験でもついていけますか?
デジハリの講座は未経験者を想定したカリキュラムになっています。動画教材は基礎の基礎から丁寧に解説されており、わからないところはトレーナーに質問できます。ただし、自主学習がメインなので、毎日コツコツと学習時間を確保する姿勢は必要です。
Q. オンラインと通学、どちらがおすすめですか?
対面で質問したい方や自習スペースを活用したい方は通学型、自分のペースで進めたい方や近くに校舎がない方はオンライン型が向いています。学習内容の質に大きな違いはないので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがよいでしょう。
Q. 卒業後の就職・転職のサポートはありますか?
キャリアカウンセリング、求人紹介、ポートフォリオ添削などのサポートが用意されています。デジLIG(STUDIO by LIG)の場合は、LIG自体への就職チャンスもあり、制作会社との接点が多いのは他のスクールにはない強みです。
Q. 社会人でも通えますか?
受講生の多くが社会人です。STUDIO型は自分のスケジュールに合わせて通学でき、オンライン型は24時間学習可能なので、仕事と並行して受講している方は少なくありません。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG(デジLIG)との違い
デジハリ本体の講座と「デジタルハリウッドSTUDIO by LIG」は混同されやすいですが、運営元と特徴に違いがあります。
デジLIGはWeb制作会社LIGが運営に参画しているため、LIGの制作現場で培われた実践的なノウハウが反映されたカリキュラムが特徴です。受講生の8割が社会人で、特に転職やフリーランス独立を目指す方から支持を得ています。
校舎は東京・埼玉を中心に展開しており、通学可能なエリアに住んでいる方はデジLIGも選択肢に含めてみる価値があります。制作会社が直接運営しているため、現場の最新トレンドがカリキュラムに反映されやすいのがメリットです。
一方、地方在住の方やオンラインで完結させたい方は、デジハリ・オンラインスクールの方が使い勝手がよいでしょう。いずれにしても、両方の説明会に参加して比較するのが後悔しない選び方です。
デジタルハリウッドで取得できるスキルの市場価値
デジハリで習得したスキルは、転職市場やフリーランス市場でどの程度の価値があるのかも気になるポイントです。
Webデザイナーとしての初年度の年収は300~400万円程度が相場で、経験を積むとUI/UXデザイナーやWebディレクターへのキャリアアップも視野に入ってきます。フリーランスの場合は、LP制作1件あたり10~30万円程度の案件が一般的で、月に2~3件受注すれば会社員と同等以上の収入が見込めます。
デジハリの卒業生ネットワークやコミュニティは、こうしたキャリアの発展においてもプラスに働きます。OB・OGのつながりから仕事の紹介を受けるケースも珍しくないようです。
まとめ
デジタルハリウッドのWebデザイン講座は、動画教材の質の高さ、全国に展開する校舎ネットワーク、そして9万人以上の卒業生を輩出した実績が強みのスクールです。自主学習スタイルに抵抗がなく、しっかりとしたカリキュラムで体系的に学びたい方には有力な選択肢と言えるでしょう。
一方で、マンツーマン指導を求める方や、短期間で結果を出したい方には向かない場合もあります。まずは無料の個別説明会に参加して、自分の目的に合っているかどうかを直接確認するのがおすすめです。

参考リンク:


